昨日もある企業様の管理職の皆様向けに『実践コーチング研修』を担当させていただきました。
管理職になる段階でコーチングというコミュニケーションスキルはある程度学んだという方が多い中、
研修を進めていく中で
コーチングってもっと丁寧に事細かに教えるものという印象がありました!という声や
相手に優しく接することが大事で、こちらの言いたいことは言えないスキルという印象がありました!など…
コーチング研修で学んだ内容の一部だけ、気になったフレーズや自分が得たい部分だけを受け取ってしまうんですね。
ここでもコミュニケーションの難しさを感じます。
一人ひとり違う相手をしっかり見て止めて、相手にあった育成のためのコミュニケーションだと頭で理解していても
どうしても自分の考えと異なっていると感じたら
言葉を遮ってアドバイスしてしまう!という人もいらっしゃいました。
ただ、それは素晴らしいことです。
自分のコミュニケーションの癖を理解し、気づけているということですから!
あとは、コミュニケーションスキルの一つとして自分の一部になるためには、意識して使い続けることが大事ですね。
右利きの人が左手で文字を書いたら、何を書いたかわからないくらいガタガタな字になってしまいますが、何回も何回も練習するうちにちょっとずつ読めるような字が書けるようになるのと同じなんですね。
何度も何度もお伝えするうちに、
あぁ〜コーチングは万能ではないけれど、本当に必要なんだと腑に落ちましたという方がいらっしゃいました。
さらにその気づきを、部下後輩がより成長するために、どんな行動・言動を実践しますか?
自分のものになるまで何度も何度も…‼︎
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