あれから20年

写真はちょうど今から20年ほど前のものです。


社会人になったばかりの頃の私は
自分の言いたいことも言えず、周りから何か言われても、ただただ我慢してしまうという気弱なタイプでした。
その頃は耐えていれば、きっとやり過ごせると思っていたのでしょう。
しかし、誰も助けてはくれない!自分が強くなるしか無い!と思った頃から、
今度は自分を強く見せるために、わざと心無い言葉を口にしてしまって人を傷つけ、また傷つき…
でも、負けまいと自分の正義を振りかざして、相手を責めてしまったり…
自分の考えや価値観がいかに正しいかを証明しようと必死に戦ったり…
結局は、気弱なところも強がれるところも私ですが、何のためにそんなふうになってしまうのだろうか…
社会人になって15年以上が過ぎていました。
やっと自分と向き合い、自分を知り、自分を受け入れることができるようになってきたのでした。

勝ち負けにこだわり、自分を守ることに必死で、
誰も私を理解してはくれない、誰も私を愛してくれるはずがないと…
私が自分を受け入れて自分を認めていなかったんだと気づいた時とき、眼から鱗だったのです。
やっと自分のことを少しずつ好きになれた頃、それが20年前なのです。

いろんなことがあったからこそ、自分と向き合えたなと、少し成長できたと思えた頃でしょうか…
今、振り返ると公私ともに山あり谷ありの日々でしたが、すべては今のためにあったのだなと思えます。
無駄なことは何も無かったのだと…思えます。

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