師と仰ぐ方は何人かいますが、
その中でこころの師匠だと思うのが、この本の著書である修養団・元伊勢道場長 中山靖雄さんです。
歳を重ねれば少しずつ大人になって、人格も備わっていくものなのかなと思いつつ、周りを取り巻く大人たちの中には、そうとは思えない人もいるなと感じたり...
どうも他力本願的な生き方では、周りから素敵だなと目指してもらえる大人にはなれないのではと思うようになり...
やがて、女性として、人として、どのように生きることがいいのだろうかと自問自答の日々を重ねるようになってきたのですが...
本当の自分ではなく、こうありたいという自分になることが大事だと思っていた20代!
あまりにもかけ離れたありたい自分を追いかけて、本当の自分を否定するばかりの日々だったなと思い出します。
自分ひとりで生きているように、ひとりでなんでもやって行けるように勘違いしていた時期もありました。
いただいたこの命に対する感謝も謙虚さも無かったあの頃の自分を思い出します。
そのような日々も含めて、すべては今のためにあったこと!と、この歳になってやっと思えるようになったかな。
生かされていること、多くの人に支えられていることを改めて実感する日々です。
自分の感情に振り回されそうになった時に、また手に取りたい本です。
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