肥後細川庭園
東京都文京区目白台の台地(関口台地)の自然景観を活かした池泉回遊式庭園。
この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には清水家や一橋家の下屋敷でした、そして幕末には熊本54万石の細川侯の下屋敷に、明治15年には細川家の本邸となり、
その後は東京都が買収し昭和36年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50年に文京区に移管されました。
細川家といえば
明智光秀の三女 細川忠興の正室になった明智珠(細川ガラシャ)の悲劇的な最期に思いを馳せました。
細川ガラシャの辞世の句
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」
…「花は散る季節を知っているからこそ、花として美しい。 私もそうありたい」という意味。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」には
芦田愛菜さんが細川ガラシャ役で登場するそうですね。
勝手に身近に感じてしまいました。
椿の間では、お抹茶をいただけます。
美しい庭園を見ながら、四百数十年前にタイムスリップしたような…
そんな心静かな時間を過ごしました。
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